安全とコストを両立する信頼のアスベスト対策
アスベストが張り巡らされた空間に、国土交通省認定の封じ込め剤を散布。その際、「エアフォグアトマイザー(均一粒径ミスト噴射器)」という、(独)宇宙航空研究開発機構JAXAがライセンス持つノズルを装填した特種機械を設置し、空間内を一括全面噴霧、まったくの無人状態で施工をします。
均一粒径ミスト状薬剤を噴霧することにより、人の手が入らないような空隙部や、アスベスト粉塵の付着状態などが目視で確認できない場所での施工が可能。
空気中に浮遊しているアスベストの粉塵も薬剤が捕獲し、柱や梁に吸着させるため、作業員が入って施工を行った場合に比べ、周辺環境へ与える影響を最低限にまで抑えることが可能です。
「ハイ・アス工法」を用いれば、対策の遅れてきたエレベーターシャフト内部や、人手の入らない空隙部、短期工事を要求される使用頻度の高い建築物などのアスベスト対策を、安全で安く、スピーディーに行うことが可能です。
石綿障害予防規則(石綿則)改正について
石綿(アスベスト)による健康障害の予防対策推進を目的として、平成17年(2005年)に石綿障害予防規則(石綿則)が制定されました。
これによって、事業者等に安全措置が義務付けられましたが、建築物等の解体・改修工事時に適切な措置が実施されていない事例があることから、令和2年(2020年)7月に石綿則が改正されました。